映像!音楽!酒!釣り!私の道楽用語集 ~ 原酒
単に水で割っていないお酒のこと。お酒の種類にもよるが、一般的に日本のお酒は高アルコールを生 成する方法で造られており、20度を超えるアルコール分が生成される。だいたい醗酵完了時点で、18~19度という高いアルコール分があるが、通常の市販酒ではこれに水を加え、アルコール度を下げて売られている。この水を加える作業を「割水(わりみず)」または「加水調整」と呼んでいるが、「原酒」と表示できる、あるいはそうしたい場合はこの作業を一切してはならないことになっている。よって、原酒とは一般的にアルコール度が18度とか19度といったように高い酒ということがいえる。ちなみに、造りの現場感覚で原酒とは、割水しない→アルコール度が高い→腐りにくいといったような、かなり事務的なとらえ方であり、そこには多くの消費者が持っているおおもとの酒といった概念は少しもない。そういう概念は、セールス活動上で利用されているだけである。なお、高級な吟醸酒の原酒は、醗酵完了時点で15.5~15.6度のアルコール度であり、その後アル添して最終的に出荷されるときでも17度台と低いものである。そして、高級な吟醸酒はすべて原酒である。