映像!音楽!酒!釣り!私の道楽用語集 ~ 利酒
お酒の色や香りや味を、実際に口に含んで調べること。通常、利猪口(ききぢょこ)というお猪口を使って行われる。その手順は、まず、目で色や濁りを見る。利猪口は白色で、中の底に藍色の蛇の目(じゃのめ)が描かれているが、その白と藍の部分の差を利用して色味と濁りを判定する。お酒の特長の一つにきれいさがあるが、青ザエ(あおざえ)した淡黄緑色のお酒ほど良く、褐色に近い酒は悪いとされている。貴醸酒(きじょうしゅ)、また長期熟成酒の場合それが吟醸酒であればあまり滓(おり)は出ないが、本醸造酒や純米酒の古酒では滓が下がり、10年を超えると茶褐色~黒ずんでくるものもある(が、悪いわけではない)。次に、鼻に近づけて香りを嗅ぐ。そして、少量(3ml~6ml)を口に含み、すするように舌全体にお酒を回し、ころがす。舌の上の味蕾(みらい)にしっかりとお酒を味あわせ、甘・辛・苦・渋・酸そして塩辛さ・濃淡・丸味などを判断する。